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BMW F36 420i グランクーペ クーラントホース交換 B48 三重県 鈴鹿市

 クーラントレベル点灯の為、ご入庫されました。

ラジエターサブタンクもクーラントが空の状態でしたので、
そのまま走行を続けるとオーバーヒートとなり、エンジンの破損の原因となりますので、
クーラントレベル不足のランプが点灯したら、すぐにエンジンを停車出来る場所へ移動していただく必要がございます。

 エンジンの下回りを確認した所、クーラントがダダ漏れでした。

修理後クーラント漏れの確認も必要ですので、あらかじめエンジンとミッションのアンダーカバーは取り外しておきます。
取り外したアンダーカバーはスチーム洗浄にて綺麗に清掃致します。

 B48エンジンです。漏れ確認の為エンジン上部のカバーは取り外してあります。

この状態では一切漏れている箇所は特定出来ません。恐らくインテークマニホールド辺りから漏れている可能性がありましたので、フロントカバー・ブラケット・エアクリーナー・スロットルバルブボディなどを取り外していきます。

 数々の部品を外した所でようやく不具合箇所を特定出来ました。

インテークマニホールド下に付いているエンジンからサブタンクまでのクーラントホースから漏れが確認出来ました。原因はエンジン側のパイプが割れていました。

 クーラントホースを交換するにも手が入りません。

リペアマニュアルではインテークマニホールドを脱着するとありますが、
今回はホースを取り外すスペースを確保すれば交換出来ると見込みましたので、
ファンベルト
と外し、オルターネーターを外側でズラす事でクーラントホースまでアクセスする事に成功しました。


 クーラントホース交換後は逆の手順で各部品と組み付けていきます。

こちらのクーラントホースはエンジン側に手を掛けますので、エンジンが暖気されている状態ですと作業がかかれませんので、お預かりにてエンジンを冷やした状態で作業に取りかかります。
もしメーターなどにクーラントレベルが点灯した際は、お気軽にお問い合わせ下さい。

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