欧州車専門メンテナンス整備工場
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シリンダーヘッドを見たらエンジン上部がオイルでベタベタになってました。これはプラグホール回りにあるガスケットが劣化した事によりオイルが漏れ出してきたと考えられます。
オイルに浸かった事が原因でイグニッションコイルを駄目にしてしまってるかは不明ですが、二次災害が起こる事も十分に考えられますので、イグニッションコイルとオイル漏れ修理を実施する事になりました。
見て分かるように2番、3番、4番がエンジンオイルでベタベタになっておりました。今回はミスファイアは2番シリンダーのみでしたので、イグニッションコイル1本のみ交換となります。
2500ccなどのエンジンとは違って、こちらのN54B30Aエンジンはインジェクターがエンジンに覆い被さっておりますので、まずインジェクターを取り外す必要があります。脱着をする上で頭によぎった事は「もしやインジェクターが故障している可能性もある」と思いながら作業をしておりました。こちらのインジェクターもイグニッションコイルと同様によく壊れます。作業前にイグニッションコイルがオイルに浸かっているのを目の当たりにしたら、誰しもがイグニッションコイルが故障していると思うでしょう。私もそうでした。またインジェクターを取り外す際の注意点があります。実は各インジェクターに番号が振ってあり、インジェクターによって燃料噴射量が異なります。ですので新品に交換した際は燃料噴射量をテスターにて打ち替えないといけません。これを怠るとエンジン不調に繋がります。ですので、今回はインジェクターの番号を控えておき、間違わないように取り付けます。
ガスケットが案の定、プラスチックみたいに堅くなっておりました。これではオイル漏れは防げません。写真は組み付け前の清掃後です。燃焼室内にゴミが混入しないように、きちんと蓋をし清掃致しました。
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